行ってきました、晴れの国おかやま
ではでは、詳細レポをお届けしましょう。
え?いまさらいい?
そんなこと言わずに、これから初めて行こうという人には、有用情報もあるでしょうし、最後までおつきあい下さいな。
(たぶん行きたくなくなること請け合いですが(;^_^A アセアセ…)
6月22日~23日(土)
22:30 南斗が塾から帰ってくるのを待って、すぐに出発。
燃料満タンにし、三ヶ日ICから高速に乗る。
目指すは、約400km先の岡山県は和気町にある中山サーキット。
金曜深夜でトラックは多いものの、順調に流れてます。
伊勢湾岸、新名神経由し、京都へ。
ここまでは琵琶湖遠征で走り慣れた道、そんなに遠いとも感じません。
ここから先は、3年前にロードスター20周年ミーティングで広島行ったとき以来。
相変わらず交通量は多いものの、快適な走行がつづきます。
大阪を抜けて、いよいよ中国道から山陽道へ。
ココまで来ると、流石に交通量はまばらとなり、スイスイです。
午前3時半、和気IC手前の福石PA到着。
意外と早く着きました。
疲れも眠気も殆どなく走れたのは、新しくしたタイヤのおかげかも。
Playz RVは楽ドラを謳うだけあって、ふらつき感がなく、ハンドルのブレも出ないし、とっても快適でした。
オートフリートップ上げて、熟睡。
6時前には目が覚めたので、身支度して出発。
和気ICを降りて、一旦サーキットとは逆方向に左折しコンビニへ。
最初にあったセブンイレブンは、麺類全くなかったんで、その先のローソンへ。
というのも、お湯も電子レンジもないことが予測されるから、そのまま食べられる冷麺系がないとね。
この間にスーパー2軒発見。
ローソン手前のマックスバリューは、朝7時から開店と書いてあるので、
明日の朝はココでお昼を仕入れよう。
6:50 中山サーキット到着。
誰もいません。
このゲート前にはトイレがありますので、早く着きすぎても大丈夫でしょう。
7時になると、1台クルマがやってきてゲートを開けてくれました。
中に入ると、かなり広い。
どこへ行けばいいのかな?と、うろうろ。
だけどパドックのスグそばまではクルマ横付けできないみたい。
パドックの場所決めて、えっちら運びます。
一応大きな台車が用意されてますので、それを使うといいようです。
人心地ついたところで、探索。
コースはそれなりに広く、舗装もそれほど荒れてなさそう。
ピットロードもそこそこ広く長い。
だけど、ダミーグリッドにするような場所がないな。
全てホームストレート上からのスタートなんだろね。
パドックは数も多いし殆ど屋根付きで広さも十分。
ただ、ピットロードとの境には高い柵があり、直接パドックからは入れません。
それとパドックと通路の段差があり、カートスタンド乗せたままでは出し入れ大変。
どうしてこんな構造にしたのか全くわかりません。
観客席もパドック上から2コーナーの先まであるし、最終セクション側にもあり充実。
2コーナー側は段々になってるし屋根まであります。
でも、なんとなくパラダイス的というか、廃墟感漂うのはなぜだろう?
一部屋根がないトコがあるのが
だめなんだろうな~。
それと、バブル全盛時以降、手が殆ど加えられてないのもいけないんだろうな。
ちなみに、トイレ横には「昭和64年2月に改装のため~」って看板がうち捨てられてたんで、このまぼろしの昭和64年2月以降、手つかずなんだろうな。
走行準備を終え、手を洗おうと手洗い場を探すと、ないっ!
トイレの手洗い場の蛇口ひとつのみらしい。
しかも配水管穴あいてて、じゃばじゃば漏れてるし、当然石鹸はナシ。
そのトイレも水洗ながらも男女共通で、モチロン和式オンリー。
極めつけは、この文言!
貼り紙ではなく、
直接壁に書いてるって事は、直す気全くないね。
トイレはまだしも、せめて手洗い場はもう少しなんとかして欲しいぞ!
それにしても誰も来ない。
8時半過ぎてもウチだけ。
今日、ホントに走って良いんだろうか?
でもさっき、コース内掃除してったし、何も言われなかったんで走れるんだろう。
さて、走行受付は?
どこ?
たつきくんに、4輪コースの受付まで行かなきゃいけないって聞いてたからヨカッタものの、そうでなきゃわかんないぞ?
案内も何もないし。
クルマ乗って4輪コース方面へ向かいます。
大きな壁のような建物があって、その下の真っ暗なトンネルくぐると、
立派なコントロールタワーがありました。
さっきの大きな壁は、観客席のようです。
走行料8千円なり!高っ!
鈴鹿とおんなじかよ!
石野より高いって、、、ありえんし。
エントリーも済ませて、コースへと戻ります。
そうそう、自動販売機はどうだ?と確認すると、
つま恋と同じく、
リゾート価格でした。
つま恋はリゾートだから仕方ないとしても、ここはリゾートじゃないよなぁ。
エア入れようとコンプレッサのスイッチオン!
暫くすると、プシューって漏れちゃいます。
だ、大丈夫か?エア入れられるのか?
なんとかエアを入れることは出来ました。
しかし、ビードブレーカが見あたりません。
コレじゃタイヤ嵌め替えられません。
ま、今日はコース覚えるのが目的だし、古いタイヤで走ればいいけどさ。
それにしてもビードブレーカのないコースなんて初めてです。
そうそう、当然ながら電気来てません。
どこかからPC電源だけでも取れないかと探しましたが、全くありません。
サスガです。
これで石野より高い走行料!誰も来ないはずです。
時折、牛の鳴き声が聞こえるだけののどかで静かな中、
エンジン始動し、走行開始!
けたたましくエンジン音が響き渡ります。
なんかほんとに走っていいの?って、申し訳なく思えてきます。
そうそう、有名な牛糞?の臭いは、時折風に乗ってくるものの、
この日はそれほど気になるレベルではありませんでした。
気を取り直して走り込みます。
完全貸し切り状態!
初走行にはある意味うってつけです。
コース内に入って、ライン確認したり、コースないで止めてレクチャーしたり。
響き渡る音も、アクセルワークがはっきりわかって好都合です。
運転手のファーストインプレッションは、「楽しいコース」とのこと。
かなり揺れるトコもあるけど、琵琶湖やつま恋に較べればマシらしい。
だいたいコースを覚えたところで、アタック開始。
でもターゲットタイムが全くわかりません。
公式掲示板に5月20日のレース結果が貼ってありましたので、それを見ると、
KTビギナークラス?なるクラスだけのレースのようですが、
トップタイムは33.2!ビリが34.7とかな~り幅があります。
で、そのビリのタイムをようやく超えるくらいしか出せません。
ほんとにビギナークラスなのか?
というわけで、iPadで昨年のジュニア選手権でのタイムをチェックすると、
33.1あたりがトップクラスのタイム。
ビギナークラスってのはウソでしょ?(苦笑)
そうそう、この田舎でもiPadはちゃんとつながりました。
マグネットの埋設数も調べられたし、つながらなかったらとても困るトコでした。
あとは美浜か、、、意外とつながらなかったりして。
おねえちゃんトコ、ケーブルTVだしな。
そういえば、この公式掲示板にはこんな落書きが、、、
ここで勝った妬みでしょうか?
ん~、タイムは一向に上がってきません。
雨のあとで1台だけだし、タイヤもウンコタイヤだからこんなもんか?
というわけで、お昼。
なめこおろし蕎麦、これだけじゃ物足りなかったんで買い出しに行きます。
この間、南斗はコースでひとりぼっち。
朝発見したマックスバリューじゃない、地元のスーパーでお買い物。
ソースコーナーでカープソースのお好み用を発見!お土産にします。
美味しそうだった寿司と飲み物を買いました。

ここ、スーパーなのにEdyが使えました。
意外と買い物には困らないで済みそうです。
コースに戻って、この日のメインテストのため、作業に取りかかります。
お昼になっても午後から走行するカーターは現れない中、
トンカンとシャフトを抜く音が響き渡ります。
難儀しながらも2時間近くかかって、なんとか作業終了。
ここで、ようやく地元カーター?登場!
だけど完全ホビーカーターのようで、全く参考になりません。
というわけで、黙々とテスト。
すると、最終テクニカルセクションの動きが、さっきまでとはまるで違います。
明らかに軽やかになってます。
運転手に聞くと「すごく動きが良くなったし、アクセルワークの幅が広い」とのこと。
効果ありありです。
あまり路面が良くないこの状況でも、タイムは変わりませんでしたから、
これはヨサゲです。
そこで、レース落ちのホイールとタイヤに換えてみます。
グリップが増した分、さらに良くなりタイムもポンと上がりました。
それまで左側タイヤのイン側がかなり減ってましたが、それもなく綺麗に減ってます。
その後も黙々と練習してると、管理人がやってきて、
「16時までなんですけど」と宣います。(´ヘ`;)ハァ?
そこの看板には17時までって書いてあるし、受付で言ってよね。
17時までには出て欲しいというので、急いで片付けてサーキットを後にしました。
マジ、ここでレースがなきゃ行きません。
今日の疲れと汗を流すべく、温泉へ。
サーキットを出て左折してすぐのところにある、大中山温泉。
看板は立派ですが、、、
トラックコンテナがお風呂になってます。
パラダイス度満点です!
でも、お湯は最高のまろやかさ。
シャワーのお湯も温泉だし、湯船はぬる湯と熱いお湯の2槽あり、交互に楽しめます。
先客は地元のおじいさん1人だけでしたので、この温泉の話を聞かせてもらいながら、ゆっくりと疲れを落としました。
ちなみに入湯料は500円。
なんと立派な券売機で買います。
固形石鹸はありますが、シャンプー類は必要。
鍵付きロッカーもあるので安心ですが、、、
500円はちょっと高いかな。
温泉を18時には出て、備前市方面へ南下。
備前焼の窯元がそこかしこにあります。
国道2号へと右折し西へ向かい、大阪屋到着。
トラックドライバー御用達の、今や珍しくなったドライブインです。
ココの名物は、ホルモンうどんとのことですので、迷わず注文。
南斗はスペシャルジュニアセット。
元々おいらはあんまりホルモン好きじゃないので、ちょっとくどいかな。
味付けも濃いし。
だけど、南斗の頼んだセットについてた
ハラミの焼き肉がめちゃうまだったそうな。
ちょっとお値段高めだし、次は讃岐うどん・むらさきにしよう。
大阪屋を出てすぐのコスモ石油でフリーダに給油し、携行缶にもハイオク補給。
フルサービスのスタンド、久しぶりに入ったけど、軽油とハイオク一緒に入れられるのね。
窓も高速走行で虫だらけになってたの綺麗にしてくれたし、たまにはいいね。
ちなみに燃費は、そんなに飛ばさなかったのにリッター10kmに届かず。
エコタイヤになったのになぁ。
国道2号を引き返し、さっき右折した交差点を右折し、さらに南下。
瀬戸内海が見えてきました。
向かうは、今夜の寝床「道の駅 黒井山グリーンパーク」
瀬戸内の潮の香り漂う雰囲気の町を抜けて、
岡山ブルーラインなる、その昔有料道路であったであろう快適な道へと入ります。
瀬戸内海って、広島の宮島あたりと小豆島でしか見たことなかったんで、
今回初めて、瀬戸内らしい景色を拝めました。
ほどなく到着。
中山サーキットから15kmくらいです。
駐車場は広く、施設も立派っぽいけど、そこはかとなくここもパラダイス感が漂ってます。
トイレの古さから、その昔の有料道路時代からある施設を道の駅にしたんでしょう。
車中泊のクルマは5台くらいいたでしょうか、寝るにはちょっと傾斜が気になります。
なのでトイレ脇の平坦なところに駐車します。
大型トラックが1台エンジンかけてますが、そのうち止まりましたのでとても静かな中ぐっすり眠れました。
温泉であったまったからだは、ポカポカでしたので網戸にして薄いシュラフだけで寝たら、夜中に寒くて目が覚めてしまいましたが。
つづく、、、よてい(^^ゞ
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