次のクルマ選び
と言う訳で、ライフスタイルの変化やクルマ所有状況の変化なんかもあって、どうしよっかなと思ってた2020年秋、プジョー208かっくいいな。2008なら最近流行りのSUVだし、積載量もそこそこあるんじゃないか?
見に行くべ。
と出かけたプジョーシトロエン浜松で見かけたブサかわいい変なクルマ。
なんだあのカバみたいなぶっさいくなヤツ。
これがファーストインプレッションである。
ちょうど入ってきたばかりのようで、多くの人が群がっていたのだが、よく知らないオイラはスルー。
その後、ちょっと気になって調べてみると、2019年10月にデビューエディションが発表されるやいなや、大人気で僅か5時間半で完売したというではないか。
その後2020年10月1日からカタログモデルが販売開始となり、その直後の10月11日にオイラは居合わせたってわけね。
web上でいろんなとこを測定できたのでやってみると、どうやらこれならカートも乗りそうだな。
見に行くべ。
と、今度は豊橋のディーラーに向かった。
すると、そこにいたのは真っ白のボデーにオレンヂのアクセントが効いたオサレなおフランス車だった。
最初に見たのは、なんかくすんだ色で、ほんとカバのようで興味なかったのだが、コレ変わっててオサレでいいぢゃん!
と、一気に気になる存在になった。
コンベックス持って行ったのでいろいろ測定してみると、ちょうどカートが収まりそうだし、
なによりMODUTOPにやられてしまった。
でも、まだ4年ちょっとだし、買い換えると損だしなと思いとどまる。
だけど、既報の通り2021年の6月、フリーダが突然お亡くなりになってしまう。
通勤中、ATが2速固定になってしまい、変速してくれない。
ディーラーに持ち込んで診てもらったが、これはもう修理はあきらめたほうがいいという。
突然トランポを失うも、レーシングカートは休止中のため、特に不便もなく、キャンプは積める装備で楽しめばいいやと思っていた。
駄菓子菓子
そんな風に思いつつも年が明けた2022年1月16日、なんとなくクルマ試乗しに行こうよってカミさん誘って、試乗に行った。
エンジンはデミオと同じ1.5Lターボディーゼルで、この図体をまともに動かせるのか心配だったのだが、それは杞憂だった。
デミオのようなシートバックに背中押し付けられる加速はしないものの、それなりにちゃんと走る。
ワイドなボデーも高めのドラポジのおかげで気にならないし、左側の死角はルームミラーの左端に映し出されるので、問題にならないだろう。
もう一つ心配だったパドルシフトの操作性も、デミオと同じくマニュアルモードに入れなくてもダイレクトにシフトしてくれるので、合格。
それどころか、Dレンジでも何速に入っているのか表示してくれるので精神衛生上よろしい。
アイシン製8ATは、何の変速ショックもなく滑らかな加速をしてくれるし、おフランス車らしい乗り心地で大きな船に乗っているかのよう。
短い試乗ながらも、心配だった点はクリアになった。
では、先に定義した次期愛車に求める要件をクリアしているか、見て行こう。
・積載量:レーシングカートがなんとか載せられる1800mmのラゲッジ全長あり
・車中泊:大人二人が余裕で寝られるスペースあり
ただし、完全にはフラットにならないので対策要
窓の目隠しは純正品があり、セカンドシートの窓用はメッシュにもなるのでOK
そしてなにより、天井のシェードを開けておけば、星空眺めながら寝ることもできる。
・ランニングコスト:デミオと同じ1.5Lディーゼルターボなので自動車税と燃料単価は同じ。
問題は燃料消費量だが、車重が重い分こればっかりは悪化は免れないだろう。
しかしながらこの車格で1630kgという車両重量では、これ以上の燃費のクルマはほとんどなく、
e燃費のミニバン部門ではシエンタが17.9km/Lでトップ。3位がフリードで16.34km/L。
そんな中、なんと16.36km/Lで2位位に食い込んでおり、軽油ということを考慮すれば、ダントツ1位である。
オイル交換は1年に1回で良いそうなので、そこは安くなるし、現時点では最良と言っていいだろう。
けど、アドブルー使うんだよね、って言うかマツダ以外はしょうがないところなので、これは仕方ないところ。
・必要十分なパフォーマンス:デミオ100馬力に対して130馬力、トルク250Nmに対して300Nmなので、数値上は十分。
走った感じもデミオのような背中押し付けられる加速はしないものの、不足ない加速力があるし、
音も低速域で若干うなるものの、定速走行に移ればすごく静か。
山道走ってないからコーナリング性能は見極めできないが、基準にしている左折の身のこなしも
ぐらつくことなく合格。
・取り回し:幅が15cm広いものの、スクエアなボデーと広いガラス面積、見晴らしのいいシートポジションなので、取り回しはいい。
バックカメラに加え、俯瞰で見ることができるトップリアビジョンやサイドカメラモニタもついてるし、
フロント/サイド/バックソナーもあるので問題ないだろう。
ちなみに最小回転半径は5.6mなので、短いというわけではないが、小回りはきく印象。
・以上の要件をクリアしたうえで、個性あるデザインを有していること
デザインはもう唯一無二。流石というほかない。
このデザインだからこそ買い換えに食指が動いたのだから。
耐久性や品質といったところも、PSAグループのスペイン工場で生産されるというのでちょっと心配ではあるものの、
兄弟車のOEMにトヨタブランドがあるし、オペルブランドでも売られるので、きっと大丈夫だと信じたい。
納車が待ち遠しいな。
つづく
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